中学受験,何年生から進学塾に行きますか?

塾の選び方

一般的には3年か4年からですが

はっきり言うと,3年から塾に入れてください!というのは塾の言い分

進め方にもよりますが,5年からでも遅くありません。

実際,5年や場合によっては6年から塾に入って,関西の難関校,東大寺や大阪星光などの中学校に合格する人はたくさんいます。

さすがに,灘までとなると難しい面はあります。

でも,灘まで考えないのなら,逆に言えば,東大寺や大阪星光,四天王寺でいいなら,5年からきちんとさせていけば,十分間に合います。

3年までは学校で習うことを「きちんと」できるようにしておくこと。これが大切です。実は,指導要領はきちんとやればけっこう奥が深く,国語などはとてもいい内容になっています。

勉強の土台を作る,勉強を楽しく続ける,そして中学受験の基礎力育成に,「◆スマイルゼミ◆ 」は役に立ちそうです。

しかし,3年ぐらいで周りで塾に行っている人がぽつぽつ出てくると,親としては焦りますよね。

ですが,そこをグッとこらえて,やるべきことをさせていくことが,受験を成功させる秘訣です。

周囲に振り回されないで,やるべきことを一つ一つ積み重ねていくというスタンスは,塾に入った後からも,もちろん,中学に無事合格した後も,大切なことだと管理人は考えています。

では,3年から進学塾に入れるメリットはあるのでしょうか。

はっきり言って,ありません。管理人はそう確信しています。

3年から塾に入ると,その後の4年間がやたら長く,勉強に対する興味や熱意が途中で冷めてしまいます。

3年で習うことはその後4年や5年で何度も出てきます。3年で初めてやったとき,理解できず自信をなくして勉強嫌いにしてしまっては元も子もありません。

それよりは4年生で初めて接してそこでしっかり理解させる方が楽です。

精神的な成長という面から考えても,4年や5年でやった方が,無理して小3でやるよりは理解しやすい内容のものもたくさんあります。

塾の先生は,3年から勉強の習慣をつけることが大切,だとか,早くから始めないと出遅れます,とか,いろいろ理由を並べて入塾を促します。

塾の立場からはこれは当然のことです。

4年のスタート時に確保した人数は6年まで大きく変わりませんから,その前にある程度生徒数を確保しておく必要があるからです。

3年から生徒を確保できたら4年間来てくれる可能性は高いですからね。

ですから,塾の先生の言い分を鵜呑みにせず,親が自分の頭で考えて,わが子にとってのベストな選択をしてください。

塾に入れるのは4年からで十分。5年からでも遅すぎるということはありません。

5年から塾に入って,志望校に間に合わせる

5年になるまで何もさせないで,5年から進学塾,というのははっきり言ってよくありません。

え?さっき書いていたことと違うよねって苦情をいただきそうです(^-^;

まず塾には入塾のためのテストがあります。これに受からないといけません。

実際問題,そのテストで成績が悪ければ,塾に入ってから授業についていくこともままなりません。

おうちでできる範囲で,ある程度準備はしておきましょう。

これは古くからある教材ですが,毎日続けるという習慣の中で勉強の土台が知らず知らずのうちに身に付きます。毎日やること,少しずつやること,自分でやること。これから将来にわたって必要とされるものですから,中学受験をする,しないにかかわらずやっておいて損はないでしょう。

塾に入れるまでに,おうちでやっておくべきこと

計算 分数の計算まで,小学校の間に習うことはすべてできるようにしておく。

漢字 少なくとも5年生配当の漢字まですべて読み書きできるようにしておく。

理科 植物や昆虫は基本的なことは覚えておく。

算数の簡単な文章問題も慣れるためにやっておきます。逆に,「文章題」と言われる特殊算は教え方が違うと子供が混乱することもありますから,おうちでしない方がいいでしょう。

塾に行かなくても中学受験の土台は作っていけます。5年からきちんと塾に入って進めるために4年までの内容を確実に自分のものにしておきましょう。

次に紹介する「ネット塾の【ガクネット】 」も役立ちそうです。

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