塾と習い事,両立は大変です
進学塾に通わないで受験したい。そうお考えの人は多いですね。
習い事と受験勉強を両立させることは,進学塾に通っている限り不可能に近いです。
まず,塾の授業は融通が利きません。授業は決まった時間にあります。
塾の宿題をこなしていくのにたっぷり時間がとられます。
習い事をやっている場合じゃなくなります。
管理人の教え子に,ギリギリ夏前まで野球をやっていて(本人が最後の大会まではさせてくれと親に頼んで)受験をした子がいます。
一番頑張った子は,冬休み前のバレエの発表会まで毎日2時間のレッスンをこなしながら受験した子です。これも本人が最後までやりたいと親や塾の講師を説き伏せてのチャレンジでした。幸い,難関校である第1志望の学校に彼女は合格しました。これはすごい!ですが,睡眠時間を削っての受験勉強との両立,親御さんも気が気でなかったと思います。
そういうれいもありますが,ふつうは無理。
5年や遅くとも6年の初めには習い事をお休みするのが普通です。
教材とスケジュールが大切
では,塾に行かずに受験勉強はできるのでしょうか。
しっかりした教材を選び,スケジュールを組んで取り組めばもちろん可能と管理人は考えます。
まず教材。
塾の教材は,受験に必要なことがコンパクトにまとまっていていいのですが,最近は市販の教材でもいいものが出回ってきました。
例えば算数。親と子の中学受験マニュアル/受験に役立つ参考書・問題集 算数 受験編で紹介しています。
この中でまず,中学受験の基本を押さえていくという意味でお勧めはZ会中学受験シリーズ 入試算数の基礎30
進学塾に入る前の3年生,4年生の自習用に,本格的な受験勉強に入る前の準備段階として基礎を固めるのにこの本はいいと思います。
Z会といえば,通信教育の老舗ですが,中学受験性向きの通信教育もあります。
小学校1・2年生には、親子での学びをとおして知性と感性をはぐくむ「小学生コース」が, 3年生以降は目的に応じて,教科書+αの力を養う「小学生コース」と,難関国私立中学合格をめざす「中学受験コース」の2つのコースがあります。
5・6年生になれば,志望校に応じた2つのレベル(スタンダード/ハイレベル)を選ぶことができます。最難関の学校には「ハイレベル」,それ以外の学校は「スタンダード」が対応するので,Z会中学受験コースが提唱するカリキュラムをきちっとこなしていけば,十分中学受験が可能です。
さらに,Z会中学受験コースでは,5年・6年になれば「実力強化講座」というスクーリングも用意されています。
次に,勉強の進め方ですが,Z会中学受験コースを利用した場合は,そのカリキュラムに沿って進めていけばいいだけです。
また,公立中高一貫校の受験をお考えなら,e点ネット塾 公立中高一貫受検対策
というのもあります。
Z会にしろe点ネット塾にしろ通塾が必要ない,時間に縛られないという点はうれしいですね。
ですが,自分であるいは家族の助けで時間をコントロールしていかないと,継続しないという点は注意しないといけませんね。
親と子の中学受験マニュアル/中学受験に塾は必要ですか?2も参考にしてください。
最後に,6年の秋以降のお話です。
志望校に向けて入試問題をこなしていかないといけません。
市販の問題集としては,少し大部ですが,2014年度受験用 中学入学試験問題集 算数編は1冊手元に置いておきたい問題集です。
これを夏休みあたりから,易しめのものを選んで少しずつやって問題解決力を磨いておきたいところです。
弱点の発見にもつながるので,週に1回分ずつぐらいでもぜひやってください。ただし,この本に解説はないので,必要なら個別や家庭教師を考えてもいいですね。
第1志望校の過去問は10月~11月あたりからスタートしてこなしていきましょう。